ラホツについて
地元奈良の食材を使ってタイ料理をご提供しています。奈良の地鶏「大和肉鶏」を使ったグリーンカレーや、近隣農家から収穫された野菜を使ったヤム(サラダ)など、地元の食材にこだわりました。また、事前にご予約いただければご予算やお好みに応じて特別メニューも組ませていただきます。辛いイメージのタイ料理ですが、辛くないお料理もたくさんあります。お子様連れやご年配の方でも楽しんで召し上がっていただけます。
- 営業時間
- 11:30-14:00 / 14:30-20:30(20:00/LO)
- 定休日
- 月曜日(月曜祝日は火曜休)
- Tel
- 0742-24-1180
- Fax
- 0742-22-0907
- 駐車場
- なし。近隣のコインパーキングをご利用ください。
- 住所
- 〒630-8301 奈良県奈良市高畑町1073-2
食材紹介 安心、安全な奈良の食材にこだわるラホツの食材をご紹介
大和の伝統野菜と大和のこだわり野菜
戦前から奈良県で生産されている野菜で、文化や歴史を受け継いでいる伝統野菜と、栽培方法と収穫・出荷に手間をかけておいしさと栄養価を高めたオリジナル野菜です。
(※参考URL:http://www.pref.nara.jp/dd.aspx?menuid=2767)
大和の伝統野菜
大和まな
葉は大根葉に似た切れ込みがあり、濃緑色、肉質柔らかく、甘みに富んでいます。
大和丸なす
古くから栽培されており、つやのある紫黒色でヘタに太いとげのあるのが特徴。肉質はよくしまり煮くずれしにくく、焼いても炊いてもしっかりとした食感があります。
千筋みずな
古くから水田の裏作として栽培されてきました。葉が細くシャキシャキとした歯ごたえが特徴。昔は大株のものが中心で鍋の具材として親しまれています。
ひもとうがらし
太さが5mm程度の細身で長い形状、濃緑色で皮の柔らかい甘味唐辛子。多く収穫でき、夏から秋にかけて長く果実を実らせます。
大和のこだわり野菜
大和ふとねぎ
白い部分が長ネギに比べ太い!この部分には、タンパク質や辛味成分が多く含まれ、熱を加えることで特有の甘みと風味が出てきます。緑色の葉先まで美味しく食べられます。
大和鶏肉
血統種の掛け合わせと、自然の水と光とでブロイラーの3倍の時間をかけて育てた地鶏。東京では牛肉より高価だとか!(某グルメ対決番組でも紹介されていました。)しっかりとした歯ごたえと旨みは地鶏ならではの味です。
ヤマトポーク
イギリス原産の白色の「大ヨークシャー種」とデンマーク原産の白色の「ランドレース種」を交雑した母豚とアメリカ原産の赤褐色の「デュロック種」を父豚に持つヤマトポーク。奈良県の恵まれた自然の中で、豚の健康にこだわり、安全・安心な飼育管理のもとに育てられます。こうして、肉の中に上質な脂肪が適度に入り、ジューシーな味わいの豚肉になります。
大和牛
奈良では700年ほど前から、恵まれた気候風土に育まれた"大和牛"を産出していました。良質な黒毛和牛で、味にこくと深みがあります。大和牛が毎日食べているエサや、父牛・母牛の血統など必要な情報は全て管理、大和牛を育てている生産農家も、お肉を取り扱う食肉業者も指定され流通経路が明確なので安心です。
三輪素麺
奈良時代、唐から伝来した索麺(さくめん)は、三輪で初めて生産されました。小麦の産地でもあり、良質の水が適していたのでしょう。そして今日に至るまで三輪では上質のそうめん作りが続けられています。
当店で使用しているそうめんは、一般的なそうめんとコシがまったく違います。まるでパスタのようなコシの強さは、ほとんど市販されていない、地元の「幻」のそうめんです。是非本物の「三輪そうめん」をご賞味下さい。
ご希望のお客様には販売も致しております。市販されていないので、お土産にどうぞ!
春雨
意外に思われますが、春雨の国内生産のシェア60%は奈良が占めています。中国で千年以上前に生まれた食品で、日本へは660年~670年頃に、鎌倉時代の禅僧が伝えたといわれています。日本へは昭和の初め、中国の技術者を招いて開発したもので、ゆでると透き通った細い糸のようになるので「春雨」。原料はでんぷんですが、国産じゃがいものでんぷんのものと、中国の緑豆でんぷんとの2種類あり、国産第一号は前者でした。韓国、・台湾・タイ・インドネシアなどアジア全体で食べられています。
古代チーズ「蘇」
牛乳が食物として利用されるようになったのは530年頃、仏教の伝来と同じ頃。560年頃には中国人医師智聡によって、本格的な試飲の普及が始まりました。そして、その牛乳を煮詰めて作られていたのが「蘇」というチーズの様な食品でした。大量の牛乳を要するため、一部の特権階級の高級食品でした。鎌倉時代が始まるまでの約500年間、貴族社会で食されてきましたが、武家が政治の実権を握り貴族の力が衰えてくると、一般庶民には無縁であった「蘇」は広がることなく姿を消していきました。そして幻の「蘇」が再び地元奈良の牧場で製造され現代に蘇りました。奈良でしか味わえない貴重な古代の味を是非体験してみてください。
“醍醐味を味わう”の語源についてお伝えしますと...
仏教の『大般涅槃経』に「乳より酪(らく)、酪より酥(そ)、酥より醍醐(だいご)をつくる。
醍醐は最上」と言う言葉があります。中国の本草書に「醍醐は酥の精なり」と
いう言葉もあります。醍醐は今でいうインドのヤギなどの乳から作るバター、「ギー」のようなものだったと考えられており、栄養状態のよくない古代においては、まさに健康食品であったのでしょう。
高級食材の「蘇」をさらに煮詰めて作った「醍醐」は、史上この上なく美味しいので、最上級の物を味わう時に、醍醐味を味わうと言われるようになりました。
※季節により使用する食材は変わります。